ブラックジャックでトランプは枚数を何枚使うのか?
ブラックジャックで使用されるトランプの枚数はお店によって異なりますが、ジョーカーを除く52枚のカードを1デッキと呼び、6~8デッキを使うのが一般的です。
ですので、8デッキを使って遊ぶ場合は、52枚×8デッキ=416枚を使って遊ぶことになります。
52枚でブラックジャックで遊ぶことも可能ですが、これだとディーラー側(カジノ側)が非常に不利になります。
更に、52枚を使い切るとなればカウンティングを使うことでプレイヤー側が大きく勝ち越すことが可能になり、ゲームとして成り立たなくなります。
ブラックジャックで重要なカードは、10・J・Q・K・Aの5枚で、このカードがいつ自分に配られるか?というのが分かると非常に有利になります。
ブラックジャックのテクニックにカウンティングという技があります。
カウンティングとは、カードの種類に応じて足し算・引き算を行い、カードシューの中にどの種類のカードが多く残っているか?を見分けるためのテクニックです。
例えば、52枚でブラックジャックを遊んでいた場合、残り10枚というところまでAが全く出ていなかったとすれば、残り10枚の中に4枚のAがあることになります。
更に、10・J・Q・Kも1枚ずつシューの中に残っているとすれば、ブラックジャックが完成する確率は非常に高くなることが分かります。
10・A・J・Q・K・A・2・A・A・6という感じでシューに残っていたとすれば、どう考えてもプレイヤー側が有利になります。
なぜなら、プレイヤー側にブラックジャックが出た時は1.5倍の配当が支払われるからです。
逆にディーラーがブラックジャックを出して勝ったとしてもベット額がそのまま回収されるだけなので、プレイヤーが負けた時の損失は常に同じという有利なルールになっているのです。
ですので、ブラックジャックで遊ぶ時は1デッキではなく、より多くのデッキを使って遊ぶことが一般的となっています。
また、全てのカードを全て使い切るとカジノ側が不利になるために、カットカードと呼ばれる仕切りのカードをデッキに突き刺します。
そうすることで、ゲームに使うカードと使わないカードを区別し、使わないカードがより多くなればなるほどカジノ側が有利になりプレイヤー側は不利となります。
もしも、52枚だけでブラックジャックをする場合、ディーラー役になると大損をしますので少なくとも5デッキくらいを使って、カットカードでゲームに使わないカードを区別した方が良いでしょう。
こうしたことからブラックジャックはカジノゲームでプレイヤー側が勝てるゲームと言われる所以となっているのです。
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