バカラで流れに乗るより大切なこと
バカラは流れに乗ることが大切という人がいます。
へぇ・・・と思い、その人の話を聞いてみるとカジノで大きく負け越していたりします。
あるいは、流れが大切と言った割に、その流れの乗り方について具体的な説明をしない、あるいは、説明ができない人がいたりします。
バカラにおいて『流れに乗る』とは、何の根拠もなく、そして再現性のない『オカルト』でしかありません。
ギャンブルの世界にはこうした根拠のない、再現性のない、法則性のない『オカルト』が横行しています。
バカラを『楽しむ為の余興』と考えているのならそれで良いと思いますが、バカラで勝ちたいと本気で考えているのなら根拠のない『流れ』を鵜呑みにしていてはお金を失う一方です。
根拠のない流れではなく、確かなものはバカラにはないのか?というと実はあるのです。
それこそが期待値と呼ばれるもので、カジノにおける期待値は、再現性のある、法則性のある『確率論』で説明が付きます。
バカラに限らずギャンブルは流れなどという不確実なものに頼っていてはいつまでもカジノに搾取され続けます。そうならないためには期待値について学ぶ必要があります。
という訳で、この記事ではバカラの期待値について説明し、なぜバカラで勝てないのか?の答えが分かるように解説しています。
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バカラで勝てない理由
バカラで勝てないのは、勝てないルールでゲームをしているからです。
勝てないルールとはどういう意味か?というと、バカラは数学的な確率とそれに対する配当を事前に計算し、カジノが儲かるようにしているということです。
バカラで遊んで勝った場合、確かにお金は儲かります。
しかし、数学的な確率とそれに対する配当を事前に計算しカジノが儲かるようにしているので、遊べば遊ぶほど自分のお金が無くなっていくのです。
それを証明するのが、バカラで1万回遊んだ時の試行結果です。
プレイヤーが勝つ確率は44.85%
バンカーが勝つ確率は45.42%
タイになる確率は9.73%
このようになります。
そして、プレイヤーで勝った時の配当は、ベット額の1.0倍です。
つまり、プレイヤーに賭けて勝つと、ベットしたチップ+ベットしたチップの1.0倍の配当が戻ってきます。
仮に、100ドルをプレイヤーに賭けて予想が的中すると、100ドル+100ドルが戻ってくることになります。
次に、バンカーで勝った時の配当は、ベット額の0.95倍です。
ですので、バンカーで勝てば、100ドル+95ドルが戻ってくることになります。
タイに賭けていれば、100ドル+800ドルが戻ってくることになります。
予想が外れた場合はベット額である100ドルを失うこととなります。
このルールを期待値で示すと以下の通りになります。
プレイヤーに賭けた時の期待値は、44.85%×100ドル-55.15%×100ドル=-10.3ドル
バンカーに賭けた時の期待値は、45.42%×95ドル-54.58%×100ドル=-11.431ドル
タイに賭けた時の期待値は、9.73%×800ドル-90.27%×100ドル=-12.43ドル
見て分かる通り、どれに賭けても必ずマイナスの数字が答えとして出ています。
この数字は、1回遊ぶ毎に失われて行くお金です。この数字が期待値と呼ばれるものです。
仮に、このルールの中で5連勝したとしても、1回ずつのゲームにはプレイヤー・バンカー・タイの期待値が働いていることになり、一時的に儲かっても遊び続けることで儲けは失われることとなります。
つまり、バカラで遊ぶと必ず負けるようになっているという事なのです。
バカラで勝ち続けるにはどうすれば良いか?
バカラで勝ち続けるにはバカラの配当ルールを変えればよいのです。
期待値がマイナスであるのならば、期待値がプラスになるようにすれば良いだけです。
バカラの配当を、プレイヤーが勝った時には、ベット額の2倍、バンカーが勝った時にはベット額の1.95倍、タイで勝った時にはベット額の10倍にすれば期待値がプラスになります。
しかし、バカラのルールを変更すると、カジノは赤字経営に転落しカジノが倒産するのでルールを変更するというのはあり得ないこととなります。
ですので、バカラで勝ち続けることは絶対に無理ということです。
因みに、上の配当倍率を期待値を求める公式に当てはめると以下の通りになります。
ベット額を100ドルとした時、
プレイヤーの期待値は、44.85%×200ドル-55.15%×100ドル=34.55ドル
バンカーの期待値は、45.42%×195ドル-54.58%×100ドル=33.989ドル
タイの期待値は、9.73%×1000ドル-90.27%×100ドル=7.03ドル
このようになり、遊べば遊ぶほど資金が増えて行く計算になります。
従って、バカラで『流れに乗ることが大切』というのは全くの嘘で、バカラは数学によってカジノ客が負けるように仕組まれているのです。
バカラ戦略
バカラには1回遊ぶ毎にカジノ側にとって有利な期待値が働いています。
これは何を意味するかというと、バカラで遊ぶ前に、理論上で既に負けが確定しているということです。
従って、戦略を考えたところで理論上で既に負けているものを勝ちに転じさせる方法はありません。
しかし、お化け屋敷に入って『この世の中にはお化けなんて存在しない!』と本当の事を言っても面白くないですよね。
お化け屋敷は、怖がることを楽しみたい人が入る場所なので、バカラは負けることを知っていてもバカラで遊ぶ行為はお化け屋敷に入るのと同じということになります。
これを踏まえたうえで、バカラで勝つための戦略について論議することに対しどのように感じますか?
私は負けると分かってるのに戦略を論議するのは馬鹿げていると思います。
何事もやってみないと分からないじゃないか!という言葉がありますが、それは数学などでは決して答えの出ないことに対してのみいえることです。
既に数学による答えが割り出されているものに対して『何事もやってみないと分からないじゃないか!』というのは無知ということになります。
ですので、バカラで遊ぶのなら、勝ち負けという考え方を捨てていかにしてバカラを楽しむか?を考えることこそがバカラ戦略と言えるでしょう。
そのように考えた場合、バカラの罫線はバカラをより楽しくするために作られたのだろうなということが分かりますね。
そして、罫線によって必勝法があるとまでいう人まで出てきているわけですからカジノからしてみれば戦略が成功していると言えるでしょう。
バカラ必勝法
バカラに必勝法はありません。
しかし、バカラを楽しむ為の方法は様々あります。そのうちの一つが罫線です。その罫線のパターンを色々調べて自分なりのパターンを見つけて遊ぶのが良いでしょう。
バカラに必勝法があることを信じるのは勝手なのですが、その思想は『お化けはこの世に存在している!』と信じていることと同義であることは理解しておくべきです。
その理由についてはこの記事内でバカラは数学的に負けるように作られていると解説しています。まだ読んでいない場合は読んでみてください。
バカラで連続して勝利する確率
バカラで連続して勝利する確率を調べるには、1回勝つ勝率を知る必要があります。
バカラで1万回遊んだ時の試行結果は以下の通り。
プレイヤーが勝つ確率は44.85%
バンカーが勝つ確率は45.42%
タイになる確率は9.73%
1回遊んだ時の勝率は大数の法則により、この数値か、近似値であることが分かります。
ですので、これらの数字を確率として考え大雑把に計算してみます。
プレイヤーが2連勝する確率は0.4485^2≒0.2011となるので20.11%です。
バンカーが2連勝する確率は、0.4542^2≒0.2062となるので20.62%です。
タイが2連勝する確率は、0.0973^2≒0.0094となるので0.94%です。
バカラの人間罫線とは?
要するにツイていない人の逆を行けということです。
カジノに行ってじっくりと人間観察していると熱くなって負けが続いているような人を見つけることがあります。
そんな時に、その人が座るテーブルに座って、その人が賭けた逆の目に賭けるのは当然の事です。
だって、その人は熱くなって外しまくっているのならば、その人の逆を行けば当たりまくるという寸法です。
もちろんこれは不確実な作戦ですが、負け続けているのならばその逆を行けば勝ち続けられると想像がつきますよね。
これは、株式の格言として知られている『人の行く裏に道あり花の山』と全く同じで、人同じ道を歩いていては利益を出せないということですね。
もしも、自分が人間罫線として利用されているなと感じ取れば、その時点でバカラをやめてカジノから出るべきです。
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