グランマーチンゲール法はベット額だけが増える優位性のない方法
グランマーチンゲール法は、負けた時にベット額を2倍+1枚にするという攻略法と言われています。
しかし、これはマーチンゲール法とたいして変わりがなく攻略法として使う意味がないと断言できます。
意味がないどころか攻略法としては成り立たず、何の優位性もない上にお金をどぶに捨てる愚策でしかありません。
なぜ愚策なのか?
それは、グランマーチンゲール法とマーチンゲール法の結果を比較すれば一目瞭然だからです。
という訳で、勝率が50%に近いゲーム(バカラやルーレットの赤黒など)で、9連敗し10ゲーム目で勝った時の両者の結果を下の図で比較してみました。
グランマーチンゲール法もマーチンゲール法も遊び始めのチップ枚数は2500枚です。
そして、グランマーチンゲール法で9連敗し10ゲーム目で勝利した時のチップ枚数を計算すると2510枚です。
それに対し、マーチンゲール法で9連敗し10ゲーム目で勝利した時のチップ枚数を計算すると2501枚になりました。
両者の結果にはほぼ差はありません。
ところが、両者の10ゲーム目のベット額を比較してみると1023枚と512枚で、ベット額に大きな違いが生じています。
これは何を意味するのか?というと、グランマーチンゲール法はリスクを多く背負い込んでいるのにそれに見合ったリターンがないということです。
つまり、グランマーチンゲール法はコストパフォーマンスが非常に悪すぎるのです。
こんなベッティングを攻略法とはとても言えず、連敗時の負けを取り戻す間に資金が枯渇してしまいます。
従って、負けを取り戻す攻略法を使うのならばマーチンゲール法を普通に運用すればいいということが分かります。
この事実から、グランマーチンゲール法は資金をどぶに捨てる愚策であることが導かれるのです。
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